出張所に単身赴任した記憶が浮かぶ

「俺はまだ死なないぞ」と返したが「死んでからじゃ作れないでしょ！」確かにそうだと思い、受け取ってしまった。

「じゃ、出掛けてくるから！」と言い、共に残されるハメになっちゃった。開封すると、説明書のようなものが入っている。

よくよく読み込めば、大切なパートナーへのプレゼントになる、というような内容も書いてある。

「あいつ、コレがほしかったんだな！」どうせ暇だし、作ってやるか！家族への想いか・・その時、２０年前一人で青森の出張所に単身赴任した時の事を、ふいに思い出しちゃった。

あん時は１０才年下の事務員をしていた、彼女とどうにかなっていたら、その人との間に子供でも出来れば、もう一通作ったんだろうか？

いや、そんな事を考えるのはよそう。無かった事だから。でも、惜しかったかな？あれ？